2023年12月05日

「練習」って!?(その2)

保護者様のお悩み相談・・・

昨日の続きですが


まずお子さんご自身が

「この曲、弾きたい」

「うまくなりたい」って思うことが大事





よく子どもたちに

「どんな曲が好き?」と聞きますが

最初は答えられないお子さんが大半です。





それは当たり前!!





だって知らないんですもん。





なので、

単純に「たくさんの音楽・演奏」を

お子さんが小さいうちから

聴かせてあげるのが大切です。





ただ、その音楽をどのような

ジャンルにするか・・・





この辺で

「親の価値観」が顔を出すことが

多くなります





たとえば

本当は「Jポップが好き」 お母様

だけど

子どもには「クラシック音楽」って方も

いらっしゃいます。





これぞ「子どもの敎育」に対する

一つの価値観。





もちろん、これを貫くもOK





でも、そのあたりが

今ひとつはっきりしないのであれば

とりあえず

お友達の出る「発表会」に

色々行ってみるだけでも

大きな刺激になると思います。





年齢もよりますが

色々な「ピアノ曲」を聴いてみる、

上手なお兄さん・お姉さん〜の

演奏を聴いてみる





そうして



「あんなふうになれたらカッコいい♡」

「あんな曲が弾きたい!」



そんなふうにお子さん自身が思えると

手っ取り早いかと思います。





身近な人の演奏って

子どもにとっては

インパクト大ですから。





そして、そうすることで

お子さん自身に

「弾いてみたい曲」ができたり、

「あんなふうに上手になりたい」って

思えるようになったりすると

「日常的に練習する」ってことが

かなり現実的になってきます。





さらに

お子さんの「実感」を

親子で共有できると

親御さんも

お子さんに寄り添った形で

日々の練習を応援できるように

なるはず。





毎日は無理でも

「今練習してる曲、いい曲だね」

とか

「ずいぶん感じが出てきたね」

とか・・・





ちょっとした声掛けをすることで

お子さんと共通の「価値観」が

育ってきます。





会話も増えるでしょう!





ちなみに、

私の個人的な調査(笑)では

親子間の会話が多いご家庭のお子さんって

学業成績が高いと感じています。





一番避けたいのは

一方的に練習を強要すること。





これは勉強でも同じ。





一時的には「効き目」ありですが

後々続きにくい・・・

あるいは

反動・反発!!もありますので

要注意です




Posted by つくば市 渡辺ピアノ教室 at 00:53│Comments(0)
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